Don't leave me behind.
人のこと言えない。って、自分に対して思う時もあるし、他人に思うこともあるけれど、
でも、だからこそ言えることってあるのになってよく思う。
あんな事はしてはダメだよ
という言葉だって、してしまった人が言うと お前が言うな とか言う人がいるけど、
してしまって後悔や失敗をした人の言葉の方が根拠があるのにって。
みんなそんなに、
そんなに全うに生きてはないでしょ?
とても綺麗にまじめになんて、そんな風に生きてはいけないものでしょ?
大なり小なりどこかズルをしたり嘘をついたり、言い訳して近道をしたり、誰かよりも自分を守ったりする。
だから、人のこと言えない とか言っていると誰も誰かのこと何も言えなくなる気がするよ。
みんなそんなに全うに生きてはいない、というのがわたしのただの望みで 勘違いだったらどうしようもなくなる話なのだけど。
今日は会話の途中で特大ブーメランが返って来るというようなことがありました。
そういうネット用語のようなものはあまり好きではないけど、本当にその言葉ぴったりで、返って来たブーメランは見事にわたしの心に直撃してへし折ったのでした。
その痛みが尾を引いてなかなかしんどかった。
質素な和食の夕飯を食べて、甘栗を食べた。
あたたかくなったねぇ、あんなに寒かったことが嘘みたい。
季節は必ず巡るのに、過ぎてしまった季節の温度をわたしたちは忘れる。
一年に一度ずつ必ず体験するのに慣れることはない。
おまけに、
去年の春何を着ていたか、など、すっかり忘れてしまっていて毎年毎年、
「着る洋服がない」と繰り返す。
おかしな生き物。