2018-01-01から1年間の記事一覧

現実がここで回り出す。

今年の秋はないのかもしれないなぁって思っていた。 暑い暑い夏が身を焦がして身体は少しほっそりした。 こころは疲れてしまってげっそりしていた。 暑さに負けて逃げたくて、いろいろなものに牙を剥いていたように思う。 大きくて強い台風がやってきて、わ…

Don't leave me behind.

人のこと言えない。って、自分に対して思う時もあるし、他人に思うこともあるけれど、 でも、だからこそ言えることってあるのになってよく思う。 あんな事はしてはダメだよ という言葉だって、してしまった人が言うと お前が言うな とか言う人がいるけど、 …

潸潸。

自分ごと全部消してしまいたいと思ったのは、もうほとほと疲れてしまったことと、それほど疲れたんだと知らしめたかったから。 間違いだとわかっている道を選ばざるを得ない時だって人生あるよ。 正解だとわかりきった道を横目に見ながら無表情で歩いた。 溺…

終わらない毎日に花束を。

深く考えていそうで考えていなかったり、 何も考えていなさそうで実はいろいろなことを思っていたり、 そういうことを見逃してしまいがち。 きっとこの人に話してもわからないだろうなと思って何歩も手前で笑い合ったりというようなことをよくする。 深い話…

A.S.A.P

この顔も打ち込む文字も上手に嘘をついて平気なふりをして笑って、 いろいろな感情を散りばめた毎日が普通に過ぎていっているようにみんなに、なんとなく思われたいだけ。 美味しいものを食べて、たまに哀しいときもあるけれど、 癒されたりやさしくされたり…

ケイトウの赤、やなぎの緑。

午後5時の四角い部屋に不時着した気分。 住み慣れたこの部屋を出るのは今年中だと決めていて、安心感と焦燥感と共に暮らしているこの頃。充満しているのは不安感。 ここは2018年1月。 心がちぎれる音というのはちゃんと聞こえるものだなぁと改めて思った。 …

明日は誕生日。

というメモ用紙を見かけた。 裏表紙には、明日に連れて行ってあげる と、優しい言葉が書いてあった。 発熱の理由はわからないまま過ぎた。 それから微熱が続いていたりして。 この不調はなんなんだろう。 日曜日は友人と隣町までお昼ご飯を食べに行った。 久…

あの橋。

立て続けにかなしい事が起こってしまって。 だけどそれは、不幸とはちがっていた。 幸せではないけれど、不幸せとはもっとちがう。 かなしい事がおこってから、きもちがやわらかくって、 なぜかとても優しくなれてる。ふしぎ。 地元はさむくて、向かった山に…

紡ぐ言葉に意味なんてなかった。

ドラマ「やまとなでしこ」の最終回での桜子の台詞がすごくすきだった。 「残念ながら、貴方と居ると私は幸せなんです。」 残念ながら が重要なの。 このドラマはすごくすきだった。 わたしは桜子のような願望はないけれど、小さい頃からのコンプレックスやト…

わんわん。

無事に2018年にやってきました。 無事といっても今ここにいるというだけで、心はちっとも無事じゃありませんでした。 刺激を受けるほどに硬くなってゆく皮膚のように、心もそうかもしれない。 痛い痛いってちぎれた部分をどうにか補ううちに、いろいろなこと…