旅。

 

この場所があること忘れてるでしょと言われた。

そっか。忘れてると思われるのかって思った。

前回の記事が四月。

四月に書く前は一月。

一月に書く前は十月なの。

まるで長い旅をしていてたまに帰る家のようなここ。

だいたい旅先で傷ついて泣きながら帰る。

今回もそう。

何回も繰り返した帰り道、この家の扉が近くなると前は安心していたのに最近は。

最近は?安心とも違う、自分がバカみたいでしかたなくて目を閉じたくなる。

 

みんな元気にしているのかなぁっていつも思ってる。

元気にしているといいけど、でもやっぱりわたしはいつまでも、わたしが寂しい時はほんの少しでも寂しい気持ちでいてほしいなって思ってしまう、大切な人には。

わたしが泣いていても笑っていてね、なんてことは友人や家族にしか思えない。

悲しみだって罪と同じように一緒に背負って逃げてほしいなって思ってしまう。

シドとナンシーみたいに?中学生みたいなことを言うね、どうしたの。くるしいね。薬を飲んだ、眠れるかなぁ、